家具職人が手がける北欧ヴィンテージ家具

家具職人が手がける北欧ヴィンテージ家具

「手を掛ける甲斐がある」

家具職人にとって北欧ヴィンテージ家具は、この一言につきます。

木材ひとつとっても上質なものばかりなので、当時の塗装を再現してあげると質感がよみがえる。

hashimotoでは職人が北欧各地に足を運び選んだヴィンテージ家具を、丁寧にリペアしてお届けしています。

ヴィンテージ家具のよさは職人が知っている

店舗併設の工房にて

橋本家具工芸は広島県尾道市にある家具屋です。

全国有数の高級家具(収納家具)の産地である府中市のお膝元で70年以上の歴史を持ちます。

近年は無垢にこだわったオーダーメイド家具を手がけてきました。

そんな橋本家具が北欧ヴィンテージ家具を手がける理由。

それは、私たち自身がヴィンテージ家具の良さを知っているからです。

北欧のヴィンテージ家具といえばデザインが注目されがちですが、家具としてのクオリティも非常に高い。

もっともわかりやすいのが椅子でしょう。

hashimotoで扱っている椅子は1950年〜60年代に作られたものが多いのですが、驚くことに緩んでいない。

「現代で作った椅子」と言ってもおかしくない技術が使われています。

また、ヴィンテージ家具には今では家具には使われていない木を使っていたりします。

チーク、ローズウッド、マホガニー・・・。

そんな希少な素材との出会いもヴィンテージ家具の魅力でしょう。

デンマークにて買い付けの様子

hashimotoのリペアについて

hashimotoではなるべく当時の素材を使い、小傷をあえて残したりと、家具が持つ歴史を感じられるようなリペアを心がけています。

1.サンドペーパーで磨く

まずはサンドペーパーで磨いて表面の塗装を一度取ります。この時、ついでに傷も削って取ることも。

器具を使って「がたつき」を直しているところ

必要に応じて修繕を施します。

2.ニス(オイル)で塗装

工房に塗装ブースがあります

hashimotoでは一般的に使われているニスではなく、当時使われていたものと同じニスを使用しています。
こちらの方が木が持つ質感をより出してあげることができます。

ニスとオイル、より家具が活きる方を使い分けています。

また50年、60年と使ってもらえるように。

そんな思いで職人が一点一点、リペアさせていただいています。